会長 堀江 裕宗

平成15年 大学・応用情報工学科卒
会長 堀江 裕宗

まずは初めまして。同窓会会長をさせて頂いております一期生の堀江です。同窓会が発足してから今日まで、満足な活動をしていなかった為、東北文化学園に同窓会という組織があることを知らなかった方もいらっしゃる事でしょう。残念ながら同窓会自体がまだ未熟であり、活動することが出来なかったというのが現実でした。

同窓会創立10周年を迎えた今、同窓会の本来の在り方に近づけるよう、活動を開始致しました。もちろん急には他大学のような活動をすることはできないでしょう。しかし、これから先、何年、何十年と運営出来るように基礎をしっかりと作りあげたいと役員一同考えております。

さて今から10年前、記念すべき東北文化学園大学の第一期生が卒業した日に同窓会は正式に発足いたしました。

我々の大学は他大学と違い、東北技術短期大学を吸収し1999年に新設した歴史の浅い、しかし、大きな希望と期待に満ち溢れている大学でした。私は今でもあの入学した日の事を鮮明に覚えております。

その後、私の在学中も大学はその組織や体制が常に変化していきました。講義内容・学友会・サークル・学園祭……より良い形になる為に模索していた時代だったと思います。

15年たった現在も大学は成長し続けています。新たな学科ができ、Student Jobのような新しい体制が出来ています。これでまた新しい道が出来て行くことでしょう。

皆さんは卒業してから、大学に来た事はありますか。私は年に一回くらいは行くようにしていますが、その度に新しい発見があります。キャンパス内の様相もそうですが、自分達の頃にはなかったものが今たくさんあります。しかし変わらないものもあります。それは私達が培ってきた伝統や精神を受け継ぎ、今も新しい道を模索し続けている学生、後輩達です。卒業以来大学に来た事がない方は是非、足を運んでみて下さい。あまりの違いにきっと驚きますよ。そして私達の時代と変わらない学生達が、あの頃の思い出を鮮明にしてくれる事でしょう。

私達はまだ社会に出て日は浅く、大学にも、今いる後輩達の力になれることは多くはありません。しかし、これから何年もすれば力になれる事も多くなってくるはずです。同窓会も規模はどんどん大きくなり、出来る事も多くなっていきます。しかし、同窓会員である皆さんの協力がなければ、十分な機能を発揮出来ないのです。大学がこれから20年・30年と歴史を刻んでいける様にOB・OGとして、皆さんの力を貸して下さい。